本記事は2026年2月23日、発表当日の最新情報をもとに構成しています。
30周年の最後に、世界が震えた
2026年2月23日
エヴァンゲリオン30周年記念フェス「EVANGELION:30+;」の最終日、
Final Programのラストに爆弾が投下されました。
「エヴァンゲリオン、完全新作シリーズ制作始動。」
2021年の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』をもってシリーズ完結とされていたあのエヴァが、まさかの完全新作として帰ってきます。
そしてその脚本を担当するのが、誰もが予想しなかった名前、
ヨコオタロウです。
SNSは瞬く間に「まさかニーア組が」「本当に !?」の声で埋め尽くされました。
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判明したスタッフ陣:これが現時点での「全情報」
今回の発表は「初報」と位置づけられており、現時点で公式から明かされたスタッフ情報は以下の通りです。
| 役職 | 担当者 |
|---|---|
| シリーズ構成・脚本 | ヨコオタロウ |
| 監督 | 鶴巻和哉・谷田部透湖 |
| 音楽 | 岡部啓一 |
| 制作 | スタジオカラー × CloverWorks |
庵野秀明氏の名前はまだ公式発表にはなく、今後の続報が待たれます。放送・公開時期についても現時点では未発表です。
ヨコオタロウとは何者か:NieR×エヴァという衝撃の理由
「ヨコオタロウって誰?」という方のために、まずその経歴と作風を整理します。
本名・横尾太郎(1970年生まれ、愛知県出身)。
神戸芸術工科大学卒業後、ナムコ、ソニー・コンピュータエンタテインメントを経て株式会社キャビアに入社。
そこで生み出したのが2003年発売の『ドラッグ オン ドラグーン(DOD)』です。
その後独立して株式会社ブッコロを設立し、『NieR:Automata』(2017年) では世界的な大ヒットを達成しました。
彼の作風を一言で表すなら、
「美しさと絶望と多層的な真実」です。
表面上は普通のゲームに見えながら、プレイが進むにつれて根底から世界観が覆される構成、人間の感情・存在・意識を問いかけるテーマ性、そして複数のエンディングと「本当の意味」の多重構造。
これらはエヴァンゲリオンが長年ファンを惹きつけてきた要素と、驚くほど共鳴しています。
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ドラッグオンドラグーンとエヴァの「見えない接続」
ヨコオタロウがエヴァの脚本を担当すると聞いて、多くのファンが気づいた共通点があります。
DOD(ドラッグオンドラグーン)シリーズは、一見すると壮大なファンタジー戦記ですが、真の核心は人間の業・狂気・選択の不可能性を描いた作品です。主人公カイムは声を失い、ドラゴンと契約することで力を得ますが、その代償として人間性を削られていく、
これは「乗ることで自我を失うリスクを背負うシンジ」と鏡合わせの構造にも映ります。
また、DODシリーズは「バッドエンドが本当の結末」という逆説的なエンディング構造で有名です。プレイヤーが最初に辿り着く「ハッピーエンド」は実は偽りの結末であり、真の終わりは繰り返しプレイによってのみ解放される。
『新世紀エヴァンゲリオン』の旧TV版最終話・旧劇場版という「二重の結末」構造と、奇妙に重なります。
さらにNieR:Automataは、
「存在するとはどういうことか」
「感情を持つとはどういうことか」
を機械生命体という鏡を通して問い直した作品です。その問いはそのまま、エヴァにおけるシンジの自問自答
「なぜ生きているのか」
「他者と繋がることの痛み」
と深く交差します。
ヨコオタロウとエヴァは、実は出会うべくして出会った組み合わせなのかもしれません。
監督陣と制作スタジオについて
鶴巻和哉は新劇場版シリーズ(序・破・Q)で監督を務め、エヴァという作品の映像文法を骨の髄まで知る人物です。庵野秀明の「最も信頼できる右腕」的な存在として長年シリーズを支えてきました。
谷田部透湖は『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で副監督を担当し、今回初めて監督に昇格する形となります。新世代のエヴァを引っ張る存在として大きな注目が集まっています。
制作面では、庵野秀明率いるスタジオカラーと、『アークナイツ 冬隠帰路』『鴨乃橋ロンの禁断推理』などで知られるCloverWorksがタッグを組む異色の布陣。CloverWorksの参加は今回の新シリーズが「これまでのエヴァとは異なるアプローチを取る」可能性を示唆しており、ファンの間で様々な考察が始まっています。
音楽:岡部啓一という「NieR組の完全移籍」
音楽担当の岡部啓一は、NieR:Automataのサウンドトラックで世界中のゲームファンを虜にした作曲家です。ヨコオタロウ作品の「もう一人の主役」とも言える存在で、ゲームのシナリオと完全に融合したサウンドデザインは多くの賞を受賞しています。
エヴァといえば鷺巣詩郎の音楽が作品の代名詞でもありますが、今回の新作では岡部啓一が音楽を担当。これはヨコオタロウ・岡部啓一コンビがそのままエヴァへ持ち込まれたことを意味し、「NieR的な音楽観がエヴァに入ってきたとき何が生まれるか」という期待と好奇心がファンの間で渦巻いています。
庵野秀明はどこに?残された謎
エヴァの生みの親である庵野秀明氏の名前は、今回の発表には含まれていません。制作会社がスタジオカラーである以上、まったく無関係とは考えにくいですが、「シン・エヴァで物語に決別した庵野が、今回はプロデューサー的立場に回る」「新しいエヴァを次世代に完全に委ねた」という解釈など、様々な見方が飛び交っています。
この謎の答えは、続報を待つしかありません。
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まとめ:これはエヴァの「第三形態」だ
1995年の旧TVシリーズ、2007年からの新劇場版シリーズに続く、エヴァの第三の形がいま動き出しました。
ヨコオタロウ×岡部啓一という「絶望と美学のNieR組」が、エヴァという30年の歴史を持つ巨人とどう向き合うのか。鶴巻和哉・谷田部透湖という「エヴァを知り尽くした監督たち」が、ヨコオタロウの言葉をどう映像に変換するのか。
まだ明かされていない情報の方が圧倒的に多い今、確かなことがひとつあります。
エヴァはまだ終わっていない。そして次の一手は、誰も想像していなかった方向から来た。
続報から目が離せません。
本記事は2026年2月23日時点の公式発表情報をもとに構成しています。放送・公開日程その他の詳細については、エヴァンゲリオン公式サイト(evangelion.jp)にて随時更新される情報をご確認ください。



