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【北海道・日高】浜本牧場の仔馬扱い動画が炎上|元JRA騎手・五輪馬術選手が「ショック」と非難、アカウント削除後に謝罪文公開

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北海道が誇る競走馬の産地・日高で、深刻な問題が浮かび上がった。 3月17日、北海道日高町の浜本牧場をめぐり、仔馬への粗暴な扱いを映したとされる動画がSNSで拡散。元JRA騎手、東京五輪馬術代表選手、調教師、乗馬団体など業界全体から一斉に非難が上がり、牧場のXアカウントは削除された。その後、謝罪文が公開されたが、日本の競馬・馬産業界でアニマルウェルフェアをめぐる議論が再燃している。

何が映っていたのか

YouTubeチャンネル「仔馬カメラ」のライブ配信映像が無断転載される形で拡散した。動画には厩舎内で厩務員とみられる人物が仔馬に怒鳴りながら床に押し倒し、上からまたがって何度も殴りつける様子が映っていたとされる。暴力行為に至るまでの詳細な経緯は映像からは確認できず、浜本牧場の映像と特定されたのは配信チャンネルの情報によるものだ。

牧場側の反応と批判の応酬

動画拡散後、浜本牧場はXで謝罪や事実確認ではなく「毎日毎日蹴られていろと言うのかい。我慢して馬房に入るたびけりにくるのをとうとうケンカして蹴らなくなり…切り取った動画で文句言われる筋合いないんだ」と反論投稿を行った。「人の安全第一」という主張のもと批判コメントへ挑発的に返信したことで炎上はさらに拡大。この対応自体が「問題をより深刻にした」と指摘する声が相次いだ。3月17日、牧場のXアカウントは削除された。

業界から相次いだ非難の声

競馬・馬術の専門家や団体が次々と見解を発信した。

元JRA騎手の和田翼氏は「本当にショックを受けました。詳しい事情や、その場で何があったのかは分かりません」と前置きしつつ「どんな理由があったとしても、あのような扱いはあってはいけないと思います」と明言した。

東京五輪馬場馬術代表の林伸伍選手は「自分の人生の中で馬が人間に危害を加えようとして向かってきていると感じたことは一度もない」と述べ、暴力的な対処への疑問を呈した。

JRA美浦トレーニングセンターの調教師・鈴木慎太郎氏は「命の危険もある仕事だけに時によっては強い動作で馬に接する場合もあるが、それが許されるのは叱ることでより良い方向へ馬を導く意図のある時だけ」とSNSで丁寧に説明した。

茨城県の馬術専門施設「Effort Stable」は「酷すぎる」と投稿し、日本乗馬普及協会は「人より大きい動物をいかに『力』ではない方法で信頼関係を築いていくかが大切ではないのか」と疑問を示した。

JRAの立場は

ハフポスト日本版の取材に対し、JRAは「指導する立場にない。力で屈服させるのは…」と一定の見解を示したことが報じられているが、具体的な対応については明言を避けた。浜本牧場は2004年安田記念(G1)優勝のツルマルボーイをはじめ多くの競走馬を輩出した有名生産牧場であるだけに、業界内の衝撃は大きい。

謝罪文の内容

3月17日、仔馬カメラの公式アカウント(@koumacam)が浜本牧場・浜本雅俊氏からの謝罪文を代わりに掲載した。謝罪文では「馬たち、馬主様、関係者の皆様、そして仔馬カメラの会員の皆様に多大なるご迷惑とストレスを与えてしまいました」「適切な対応をすべきで、決して許されることではなく、しつけや管理の名で正当化できるものでもありません」と謝罪している。ただし、ネット上では「本人が直接謝罪していない」「関係者が急いで火消しに動いただけ」という批判的な見方も根強い。

アニマルウェルフェアの問題として

今回の騒動は単なる個別の炎上にとどまらず、日本の競馬・馬産業界におけるアニマルウェルフェア(動物福祉)の意識と教育水準を問い直す契機となっている。欧米では馬の調教において暴力的な手法は厳格に禁止されており、日本でも近年その重要性が叫ばれていた矢先の出来事だ。今後、業界全体の自主規制や教育体制の整備が急務となるだろう。

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