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「答えるのもむなしい」小池都知事が鳥取・平井知事の「おばさん発言」に不快感。政治家のアップデートされない”昭和のノリ”に批判殺到

政治 情報

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事件のあらまし:県議会の答弁で飛び出した一言

2026年3月18日、鳥取県議会2月定例会の一般質問。少子化対策として県内の子どもへの現金給付を提案した議員への答弁の中で、平井伸治知事(64歳)はこう口にした。

「東京だったらすぐにやるおばさんがいらっしゃるかもしれません」

発言の「おばさん」が小池百合子・東京都知事を念頭に置いたものだと、19日に鳥取県議会事務局への取材で明らかになった。一部議員からは「女性蔑視だ」との指摘が上がり、議事録からの削除を求める声まで出る事態に発展した。

小池知事の返答:皮肉と怒りが滲む「むなしい」

翌19日、東京都庁で開かれた定例記者会見。小池百合子知事は記者から受け止めを問われ、こう語った。

「答えるのもむなしい感じもする。知事自らが先頭に立って『おじさん発言』をしているからこそ、女性が希望を持てなくなるんじゃないでしょうか」

さらに、トゲのある”アドバイス”を平井知事に向けて放った。

「トップとして女性に対して色んな思いをどう伝えるかは影響が大きいから、よくご注意なさったほうがよろしいのではないか」

これだけでも十分すごみがあるが、さらに記者からは「平井氏には東京の税収への敵意があるのでは」という質問まで飛び出した。それに対しても小池氏は「それも答えるのもむなしい」と一蹴。二重の「むなしい」が記者会見場に響いた。

2度目の失言――実は2018年にも「母の慈愛」発言で謝罪済み

これが初めての衝突ではない、というのが今回の騒動をより深刻にしている。

2018年11月の全国知事会議。都市部の財源を地方へ配分する議論の場で、平井氏は「母の慈愛の心を持って」などと発言した。それを受けた小池氏は会議の場でこう語った。

「ちゃかすような発言で非常に困惑した。私は母になれなかった。安易な発言に大変傷ついた」

その後、平井氏は謝罪コメントを発表。この”前科”があった上での今回の「おばさん発言」だったわけだから、世間が黙っているはずがない。

繰り返される政治家のジェンダー失言問題

今回の平井知事の発言は、決して「うっかり」では片付けられない根深い問題を映し出している。政治の場では過去にも、女性を年齢や性別で揶揄する発言が繰り返されてきた。2021年には東京五輪組織委員会の会長(当時)が女性の発言時間を問題視するような発言をして世界中から批判を浴びた。その教訓はまだ、全ての政治家に届いていない。

「おじさん発言」と「おばさん発言」には社会的認知に大きな非対称性がある。「おじさん」は親しみや笑いで消費されやすい一方、「おばさん」という言葉は特に権力を持つ女性に向けて使われると、能力の否定や嘲笑のニュアンスを帯びやすい。小池氏が「おじさん発言」と逆手に使ったのは、まさにその非対称性を鋭く突いた返し技だった。

ネットの反応:支持も批判も「正直すぎる」ツッコミが続出

SNS上では「答えるのもむなしい」というフレーズが瞬く間に拡散。小池氏を支持する声としては「これほど品のある怒り方ができる人を久しぶりに見た」「むなしいって言葉、10倍重い」などが目立った。

一方で冷静な視点からは「小池氏も都政の問題を抱えているのに、これで支持率回復を狙っているように見える」「平井知事の発言は問題だが、財源問題の議論そのものはすり替えて欲しくない」という声も。また「64歳の知事が2026年にこのレベルの発言をしているという事実がそもそもショック」という根本的な指摘も少なくなかった。

まとめ:「登録」がいる、ちゃんとした言葉を

電気工事の世界にも「無免許工事」は存在する。資格も経験もないのに工事をやって、火事を起こして、逃げていく。言葉も同じで、社会のアップデートについていけていない人間がリーダーの席に座り続けることのリスクは、現実社会でも確かに発生する。

小池知事の「よくご注意なさったほうがよろしいのではないか」という言葉は、単なる皮肉ではなく、令和の日本のリーダーたちへの真摯な警告だ。

次回の知事選、次の議会、次の記者会見

今度こそ「昭和のノリ」に別れを告げる政治家の言葉を聞かせてほしい。

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