最終回、なつえが選んだ結末──自分のものさしを手放さなかった27歳
最終回、なつえが選んだ結末
2026年6月16日(火)夜10時。ABEMA『時計じかけのマリッジ』最終回──27歳モデル・徳本夏恵の30日間が、ついに決着した。
結論から言う。なつえは祭壇に立たなかった。
「この人だ」と思えなかった──最後の選択
最終話直前まで相手が決まらなかったなつえ。最後に合鍵を託したのは、シンペイという男だった。年収960万円、22歳で起業した九州男児。一度は鹿児島へ帰郷していたが、なつえに選ばれ再上京した。
エーリッヒ・フロム『愛するということ』を2人とも読んでいた──そんな偶然もあり、フィーリングは悪くなかった。シンペイも「YES」と応じ、婚約が成立するかに見えた。
だが決断の瞬間、なつえが出したのは「婚約破棄」だった。
「”この人だ”という人に出会えていない気がした」
シンペイ側は結婚を選んでいた。一方通行のまま、幕切れ。出会いから決断まであまりに短すぎた時間も、痛かった。それでもなつえは最後、こう言い切った。
「頑張って見つけたい」
27歳、モデル、ブランドディレクター。自分のものさしを最後まで曲げなかった彼女の背中に、賛否両論が巻き起こっている。
30日間を振り返る──なつえが通った4人の男
彼女がこの番組で交わした婚約は、実に4回。誰よりも多く「選び、破棄し、また選ぶ」を繰り返した。
| 話数 | 相手 | 年収 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 1話 | ソラ(元アスリート) | 1,100万 | 2話で破棄 |
| 2話 | チェン(東大卒経営者) | 1億円 | 5話でなつえから破棄 |
| 6話 | キョウスケ(経営者) | 4,000万 | 7話で破棄 |
| 最終話 | シンペイ(起業家) | 960万 | 最終的に破棄 |
とくにチェンとの別れは番組史に残る名場面だ。別れの数時間前、チェンはなつえの好きなところを100個伝えていた。「絶対に離れたくない」と大号泣する年収1億円の男に、MC・森香澄も涙した。
それでも、なつえは決断を曲げなかった。
「チェンさんとの未来をどうしても想像できない」「人間として好き、で止まってしまった」
条件が揃っていても、気持ちが動かなければ結婚しない。その一貫性が彼女の潔さであり、最大の”もどかしさ”でもあった。
「好き」より「納得」──なちょすの婚活が教えたこと
ゆか(西澤由夏)が「違いを受け入れる覚悟」で成立を掴んだのとは対照的に、なつえは「納得できない相手とは結婚しない」という姿勢を最後まで崩さなかった。
どちらが正解かではない。ただこの番組が映したのは、「好き」だけで結婚できるほど甘くはないという現実だ。
植草美幸氏の言葉を借りるなら──
「結婚は点じゃなくて、線」
なつえはその線を、まだ誰とも引き始めなかった。それだけのことだ。27歳、焦る年齢かもしれないが、自分の感覚を裏切るよりよほど誠実な選択だったと言える。
続報:婚活反省会&シーズン2も動き出す
最終回の熱が冷めやらぬまま、ABEMAはすでに次を仕掛けている。
- ABEMAプレミアムで配信中:植草美幸氏による婚活反省会(あやか・なつえ・チェン出演)。植草節が炸裂
- 『時計じかけのマリッジ シーズン2』制作決定、参加者募集中
- なつえ本人もInstagram(@nachos_kimomo)で「放送が始まってから沢山の応援をいただき、あっという間の1ヶ月でした」と心境を投稿。ブランド「ela.」の新作発表も控え、公私ともに次のステージへ走り出している
まとめ|自分のものさしを手放さなかった27歳
Popteen発の人気モデルから写真集、ブランドディレクター、そして婚活リアリティーショーへ──徳本夏恵は挑戦のたびに新しい顔を見せる。『時計じかけのマリッジ』では4人と婚約し、4回破棄した。成立しなかった。けれど「この人だ」と思えない相手と結婚しない──その一貫性こそが、なちょすの生き方そのものだ。
祭壇には立てなかった。でも自分の感覚に嘘をつかなかった彼女の30日間は、多くの同世代女性の胸を打った。次に彼女が誰とどんな線を引き始めるのか──ブランド「ela.」の新作とともに、その一歩から目が離せない。

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