2026年3月1日|国際ニュース・中東情勢
「歴史上最も邪悪な人物のひとりが死んだ」
2026年2月28日、ドナルド・トランプ米大統領はSNS「Truth Social」にこう投稿した。イランの最高指導者アリ・ハメネイ師が、米国とイスラエルの共同攻撃によって死亡したと——。世界はその一文に凍りついた。
作戦名は「エピック・フューリー(壮絶な怒り)」
米国防総省が明らかにしたこの作戦の正式名称は「Operation Epic Fury」。2月28日の未明、イスラエルとアメリカは共同でイランへの大規模空爆を開始した。
標的はテヘラン・コム・カラジ・ケルマーンシャー・タブリーズ・イスファハンの核施設を含む軍事・政府施設。ハメネイ師はテヘランの最高指導者事務所で執務中に直撃を受け、娘・義理の息子ら親族とともに死亡したとイラン国営メディアが確認した。
Truth Socialへの投稿全文(要旨)
トランプ大統領がTruth Socialに投稿した内容の要旨は以下の通りだ。
ハメネイ師を「史上最も邪悪な人物のひとり」と断じ、その死を「イラン国民だけでなく、アメリカ人や世界中の人々にとっての正義だ」と表現。「これはイラン国民が自国を取り戻す、史上最大のチャンスだ」と呼びかけた。さらに「今夜こそ行動のとき。この瞬間を逃すな」とイラン国民に直接檄を飛ばした。
世界各国の反応:真っ二つに割れた国際社会
この攻撃に対する世界の反応は、くっきりと二分された。
支持・容認派としては、カナダのカーニー首相が「イランの核兵器取得を防ぐための行動を支持する」と表明。オーストラリアのアルバニージー首相も同様の立場をとり、ウクライナのゼレンスキー大統領は「アメリカが断固として行動するとき、世界の犯罪者は弱体化する」と称賛した。
反発・非難派では、ロシア外務省が「国連加盟国に対する計画的かつ無防備な武力侵略だ」と強く非難し、「中東を制御不能なエスカレーションの深淵に突き落とす行為」と批判。中国外務省も「イランの主権・安全・領土保全は尊重されなければならない」と声明を出し、即時停戦を要求した。
自制・仲介路線では、フランスのマクロン大統領が「エスカレーションは全員にとって危険だ。今すぐ止めなければならない」とXに投稿し、国連安保理の緊急会合を要請。英独仏の3カ国首脳は連名でイランの報復攻撃を非難しつつも、交渉再開を促す共同声明を出した。国連事務総長グテーレス氏も「即時停戦と緊張緩和」を双方に求めた。
イランの報復:湾岸諸国を直撃
イランはすぐさま反撃に出た。UAE・バーレーン・カタール・クウェートなど米軍が駐留する湾岸諸国にミサイルを発射。UAEのアブダビ近郊では民間人1人が死亡し、イスラエル各地でも着弾が確認された。
湾岸諸国は一斉にイランの攻撃を非難。サウジアラビア・UAE・カタール・クウェートが「主権侵害」として強く抗議する一方、オマーンの外相は「交渉が再び台無しにされた」と失望を滲ませた。
フェイクニュースに飲み込まれないために
今回の事態では情報が猛スピードで飛び交い、誤情報・未確認情報も大量に拡散した。「ハメネイ師は生きている」「核施設は無傷だ」——SNS上には真偽不明の情報が渦巻いた。
フェイクニュースが飛び交う中、信頼できる海外メディアの情報を直接取りに行くスキルが求められています。英語・語学学習テキスト(楽天市場) を活用し、一次情報に触れるリテラシーを磨きましょう。
今後の焦点:後継体制とホルムズ海峡
国際社会が最も注視するのは2点だ。ひとつはイランの次期最高指導者が誰になるかという後継者問題。もうひとつは世界の原油輸送の要衝・ホルムズ海峡の行方だ。英海事機関はすでに「封鎖に関する複数の報告」を受けており、日本を含む世界のエネルギー安全保障に直結する。
歴史は今日、確実に変わった。その衝撃波がどこまで広がるか、まだ誰にも見えていない。
📌 情報ソース TIME / CNN / Reuters / BBC / 朝日新聞 / Bloomberg / 産経新聞(2026年2月28日〜3月1日報道)
⚠️ 状況は急速に変化中。最新情報は各報道機関でご確認ください。


