【追記|2026年6月更新】サナエトークン騒動、その後の全記録
3月5日時点では「補償の具体性ゼロ」と批判されていた本騒動だが、その後買取金額の確定・補償範囲の拡大・関係者の処遇が次々と動いた。最新の到達点をまとめる。
◆ 補償額が確定|1枚「0.01331ドル」で買い取りへ
NoBorderは3月、トークンホルダーへの具体的な買取金額を発表した。
- 買取単価:1枚あたり 0.01331ドル(VWAP=出来高加重平均ベース)
- 高市首相が関与を否定する前の価格水準を基準に設定
田端信太郎氏が「いくら?いつ?どうやって?が抜けている」と斬った“具体性ゼロ”問題には、ひとまず数字で回答した形だ。
出典:JinaCoin https://jinacoin.ne.jp/sanae-token-compensation-20260403/
◆ 補償範囲を「異例の広さ」に拡大
当初は「3月4日12時のスナップショット」のみが対象だったが、批判を受けて条件を大幅に広げた。
- 基準時点を追加:価格暴落前の「3月2日21:00」も補償対象に
- 売却済みの人も対象(損切り組も救済)
- 国内外・投機目的かどうかを問わず一律補償
溝口氏は「ミームトークンに補償を行う判断自体が極めて異例」とXで説明。資金決済法の解釈が定まらない中、財源確保と並行で調整したため時間を要したとした。
出典:東スポWEB https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/383482/公式サイト http://japanisbacksanaet.jp/
◆ 溝口氏、YouTubeで緊急謝罪「逮捕」憶測は明確に否定
3月9日、溝口氏は自身のYouTubeで改めて謝罪。「不用意な発言をした」と〝高市サイド〟発言を「完全に私の言葉選びの問題」と釈明し、ネットで広がった“逮捕”の憶測をきっぱり否定した。
橋下徹氏は「日本にチャレンジする若者がいなくなる」と溝口氏を一定擁護し、賛否が分かれた。
◆ 藤井聡氏、テレビ番組を「出演見合わせ」に
中心メンバーとされた京大大学院・藤井聡教授は、ABCテレビ『正義のミカタ』などで出演見合わせとなった。番組側は「一部事実確認が取れていない」と説明。表舞台から一時退く形となった。
出典:日刊スポーツ https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202603070000165.html
◆ 新たな火種|「株式会社neu」と首相秘書のやりとり
週刊文春は、トークン設計・発行業務を担ったとされる株式会社neuの松井健CEOが、高市首相の秘書とやりとりしていた経緯を報道。野党が高市首相に説明を求める事態に発展し、騒動は「政治マター」へと延焼した。溝口氏はこの文春報道には言及していない。
◆ ここまでの構図まとめ
| 項目 | 到達点 |
|---|---|
| 補償額 | 1枚 0.01331ドルで確定 |
| 補償範囲 | 売却済み・国内外・目的不問まで拡大 |
| 溝口氏 | YouTubeで再謝罪、逮捕は否定 |
| 藤井氏 | TV出演見合わせ |
| 金融庁 | 登録業者でないことを国会で確認、調査継続 |
| 新展開 | neu社と首相秘書の接点を文春が報道、政界へ波及 |
「儲かるときは仲間、燃えたら沈黙」と批判された構図に対し、異例の補償で幕引きを図る一方、政治家秘書ルートの真相という新たな宿題が残った——これが2026年6月時点の現在地だ。
本追記は2026年6月時点の公式発表・主要メディア報道(東スポWEB、オリコン、日刊スポーツ、JinaCoin、公式サイト japanisbacksanaet.jp、週刊文春報道)に基づく。買取単価・補償スケジュールの最終確定状況、金融庁の調査結果、neu社をめぐる国会対応は今後変動の可能性があるため、公開直前にNoBorder公式X(https://x.com/NoBorder_info)と各社報道を再確認することを推奨。

