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カルビーのポテチが「白黒」に──スーパーの棚から色が消える日

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2026年5月11日、衝撃のニュースが飛び込んできた。あの見慣れたオレンジと赤の派手なパッケージ「カルビー ポテトチップス」が、5月25日出荷分から白黒のモノトーンに変わるという。対象は「うすしお味」「コンソメパンチ」など主力14商品。読売新聞、日経新聞、FNN、NHKが一斉に報じた。

正直、自分も最初は「冗談だろ?」と思った。だが事実だ。

スーパーマーケットの棚に並ぶ白黒モノトーンのポテトチップス袋と、それを手に取って戸惑う作業着姿の中年男性のイラスト

理由は中東情勢──ナフサが届かない

直接の引き金は中東情勢の緊迫化によるナフサ(原油精製で得られる石油化学原料)の供給不安。ナフサは印刷インクの溶剤や樹脂の原料で、これが品薄になるとカラー印刷が成り立たない。

カラー印刷は通常CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色を使うが、白黒の2色に絞ることでインク使用量を大幅削減。「色」より「商品供給」を優先したカルビーの苦渋の判断だ。同社は7月に予定していた新商品の発売も延期している。

14商品ってどれ?

公式発表は近日中とされているが、各報道を総合すると「ポテトチップス うすしお味」「コンソメパンチ」を中心とした主力ラインが対象。じゃがりこやじゃがビーは現時点で対象外とみられる(ファクトチェック:FNN・日経の記事範囲)。

北海道目線で見ると──じゃがいも王国の悲鳴

北海道はカルビーの原料じゃがいもの一大産地。道内農家にとっても他人事ではない。原料は潤沢でも、「袋が刷れないから出荷できない」という事態は、現場感覚として相当こたえる。

電気工事の世界でも同じだ。銅・鋼材・絶縁材の値上がりで現場予算が削られる中、「資材はあるのに梱包材が無くて納品できない」みたいな事態は実際に起きている。ナフサ不足は、菓子業界だけの話ではない。

消費者はどうする?──「色より中身」の時代へ

買い溜めに走る人もいるだろうが、中身は変わらない。むしろ注目すべきは「印刷コスト削減分を価格に反映するのか、しないのか」。値上げを抑える努力なのか、コスト吸収できず追加値上げに踏み切るのか──ここが本当の見どころだ。

物価高の防衛策としては、副業や資産形成で「収入の柱」を増やすしかない時代。出張族・自営業者なら副業ガイド(自営の財布)で発信中の情報も参考にしてほしい。

まとめ──白黒パッケージは「時代の証言」になる

派手な色を諦めてでも商品を届ける。カルビーの判断は、グローバルサプライチェーンの脆さを象徴している。スーパーの棚から色が消える光景は、後から振り返れば2026年中東危機の記録写真になるかもしれない。

買ったら写真を撮っておくことをおすすめする。数年後、「あの時代の記念」になるはずだ。