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『夫婦別姓刑事』ハラスメント報道 フジテレビ・佐藤二朗事務所が相次いでコメント発表

芸能

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追記(7月7日時点の最新経緯)

発端は3月22日の撮影現場だった

騒動の出発点は、4月クールでオンエアされた『夫婦別姓刑事』第1話の撮影中。夫婦役の芝居中、目を閉じたまま台詞を言おうとした橋本愛に対し、佐藤二朗が「口ではなく目を開けて」と声をかけた際、指が橋本の顎に触れてしまったことがきっかけだった。この時点で佐藤本人は、橋本が過去のハラスメント被害によるトラウマを抱えていることを知らされていなかったという。

佐藤側事務所、7月1日に即日反論

7月1日の週刊文春・文春オンラインの報道を受け、佐藤の所属事務所フロムファーストプロダクションは同日中に反論の書面を発表した。「事実とは異なる内容や、一方当事者からの主張のみを前提として構成されている部分がある」として、経緯を詳細に説明。橋本側の事務所が当初「(佐藤への情報共有は)フジテレビにお任せします」と回答していた経緯や、佐藤自身は決められたルールを一貫して守っていたと主張している。佐藤本人もSNSで「数々の『ほんとうのこと』が、明らかになる日が来ることを、切に祈ります」とコメントを投稿していた。

橋本側事務所は7月3日に「事実」と認定、法的対応も明言

一方、橋本愛の所属事務所は7月3日に声明を発表。フジテレビ側の発表内容について「事実との認識です」とした上で、SNS上での過剰な誹謗中傷について「既に複数の、当社俳優に対する過剰な誹謗中傷が確認されており、警察に相談の上対応をしております」と明言。今後も違法行為には刑事・民事の両面で厳正な対応を取る姿勢を示した。

フジテレビは2度にわたる声明で説明を深化

フジテレビは7月2日にまず一次的なコメントを出し、「男性俳優の言動について、厳重注意を行うとともに、再発防止を求めたことは事実」と説明。その後7月7日、より詳細な経緯を記した書面を追加で公表し、社としての不備を認める形になった。二度の声明を通じて一貫しているのは、「顔への接触そのもの」ではなく「トラウマの経緯を認識しながら発した言葉」が問題視されたという整理だ。

危機管理の専門家は「対応の速さは評価も、争点の絞り方に課題」と指摘

危機管理広報の専門家からは、フジテレビが週刊誌報道の翌日に即座にコメントを出した対応の速さ自体は評価する声が上がっている一方、事前に対応方針が定まっていたか疑問視する指摘も出ている。特に、争点を早い段階で限定的に示したことで、佐藤側・橋本側それぞれの事務所が異なる主張を展開する結果となり、火に油を注ぐ形になってしまったとの分析がある。三者間の事前調整と足並みを揃えた発表ができていれば、騒動の拡大を防げた可能性があるという見方だ。

ネット上の反応は賛否が分かれる展開に

SNSやニュースのコメント欄では、佐藤二朗を擁護する声と、橋本愛の心情に寄り添う声が二分される状況が続いている。放送済みの全話がTVer・FODで配信中であることもあり、作品自体への評価と、俳優間トラブルへの評価が別々に語られているのも今回の特徴と言える。

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