正直に言うと、これ系は「気をつけようね」だけじゃ止まりません。
ここからは、家庭で“今日から”実装できる5本柱でいきます。
対策1:家庭ルールを“曖昧”にしない
「ダメ」じゃなく、何がアウトかを具体化します。
最低ラインの3つだけ決める:
- 画像・動画は「撮らない/送らない/要求されたら即断る」
- 受け取っても「保存しない/転送しない」
- 困ったら「親に言う」より先に“証拠より安全”を優先(まず距離を取る)
伝統的に言うなら、家訓。現代的に言うなら、家庭のセキュリティポリシー。
対策2:スマホ側で“事故りにくい状態”を作る
意志が強くても、深夜に疲れてたら判断は鈍る。だから仕組みで守る。
Apple公式でも、子どもの端末をスクリーンタイムで管理できることが案内されています。
保護者がやる設定の方向性:
・休止時間(夜間の使用制限)
・アプリ使用時間の制限(SNS/ブラウザ)
・コンテンツとプライバシーの制限(年齢に応じて)
完璧を目指さず、「1段マシ」を積む。
対策3:SNS/チャットの“つながり方”を管理する
LINEの保護者向け安全情報として、ペアレンタルコントロールや年齢に応じた機能制限の考え方が整理されています。
家庭で決めたい運用:
・「知らない人とはつながらない」をデフォルトに
・怪しい相手は即ブロック&通報(アプリ内の機能を使う)
・グループでの“ノリ転送”を最重要リスクとして共有(ここが一番燃える)
懐疑的にいくなら、「うちの子は大丈夫」が一番危ない。
対策4:もし起きた時の“初動テンプレ”を親子で共有
ここが命。拡散は“正義”じゃなく“二次被害”になりやすい。
初動テンプレ(家庭用)
・まず子どもを責めない(ここで黙る子が増える)
・誰にも送らない/グループに戻さない
・アプリの通報機能を使う(該当メッセージ・アカウント)
・緊急性が高いなら110(警察庁のページでも緊急は110と明記)
警察庁
「早く消す」より「これ以上広げない」が先。
対策5:通報・相談先を“手元に保存”しておく
通報と相談は別です。ここ、混ざると迷います。
違法情報の“通報”(削除につなげたい)
警察庁は、違法情報・有害情報対策としてインターネット・ホットラインセンター(IHC)の運用を案内しています。 警察庁
IHCのサイトでは、児童ポルノ等の通報フォームが用意されています。
IHC / 通報フォーム(カテゴリ:児童ポルノ等)
被害の“相談”(心と体、法的支援につなげたい)
・性犯罪被害相談電話「#8103(ハートさん)」
全国共通で都道府県警の窓口につながる旨が案内されています。
警察庁
・性犯罪・性暴力被害者のワンストップ支援センター「#8891」
全国共通番号の案内があります。
内閣府 男女共同参画局
・困りごとの警察相談「#9110」:相談先案内として掲載があります。
警察庁「ぴったり相談窓口」
この3つを、スマホの連絡先に登録。迷う時間が減ります。
まとめ:子どもを守るのは“監視”じゃなく“設計”
ルール(言葉)
設定(仕組み)
初動(行動)
通報・相談(出口)
未来は、炎上の後に作るんじゃない。起きる前に作る。
参照・引用(リンクまとめ)
- 警察庁:インターネット上の違法情報・有害情報対策/IHC運用、緊急は110など
https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/countermeasures/illegal-info.html - インターネット・ホットラインセンター(IHC)
https://www.internethotline.jp/ - IHC通報フォーム(カテゴリ:児童ポルノ等)
https://www.internethotline.jp/reports2/ - 警察庁:性犯罪被害相談電話 #8103(ハートさん)
https://www.npa.go.jp/higaisya/seihanzai/seihanzai.html - 内閣府:性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター(#8891)
https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/seibouryoku/consult.html - 警察庁:ぴったり相談窓口(#9110等)
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/syonen/annai/ - Apple:スクリーンタイムで子どものiPhone/iPadを管理
https://support.apple.com/ja-jp/108806 - LINE:保護者・教育関係者向け安全情報
https://guide.line.me/ja/safety/parents


