2026年7月、アンジャッシュ渡部建と鬼越トマホーク・良ちゃんの間で起きたSNS上のトラブルが、お笑い界を揺るがす騒動に発展した。トークライブ出演を巡る行き違いから始まった一件は、両者の主張が対立したまま、事務所同士の声明合戦、そして制作会社社長の謝罪へと展開している。本記事では経緯と今後の見通しを整理する。

■何が起きたのか|双方の主張が対立
騒動の発端となったのは、渡部建が8月22日に開催予定のトークライブ「渡部59秒」第4回公演(会場は烏山区民会館、テーマは「渡部、解禁」)の告知を兼ねて、鬼越トマホークのYouTubeチャンネルへの出演を打診したことだった。窓口となったのは、イベント制作会社OMIYAGEの宮地謙典社長である。
ここで両者の主張が食い違っている。良ちゃん側の説明によれば「渡部は吉本興業の元先輩を通じて『告知もかねてYouTubeに出たい』と連絡してきた」とし、会社と相談の結果、最終的に渡部側から「出演は難しい」と断られたと主張している。
一方、渡部の所属事務所人力舎は「本件は、渡部及び弊社の関与しないところで、第三者により出演の打診がなされたことに端を発するものであり、渡部本人が出演を希望した事実も、弊社がこれを了承した事実もありません」と、良ちゃん側の説明を明確に否定している。
■良ちゃんの投稿が炎上|「反省ビジネスの守銭奴」
7月8日午前2時、良ちゃんは自身のXで渡部を名指しし、「渡部建いつまでゴミなんだクソが」「反省ビジネスの守銭奴が」などと痛烈に批判。「後輩値踏みできる立場なのかよ」「男と男で『出してよ』『いいっすよ』だったら情で対応するけど」と、長文で不満をつづった。
この投稿はすぐにSNSで拡散し、「#鬼越トマホーク」「#渡部建」がトレンド入りした。

■人力舎が反論|「渡部の人格を著しく傷つける表現」
人力舎は同日中に公式サイトで声明を発表。良ちゃんの投稿内容を事実と異なると主張したうえで、「当該投稿には、事実と異なる内容に加え、渡部の人格を著しく傷つける表現が繰り返し用いられており、弊社としても到底看過できるものではありません」と強い言葉で抗議した。
■制作会社社長が謝罪|「すべて私の責任」
7月10日、依頼の窓口となったOMIYAGEの宮地謙典社長がXを更新し、事態を正式に謝罪した。
「私の確認不足およびご依頼方法に重大な不手際がありました」「すべて私の責任であり、出演者の皆様には一切非はございません」と説明し、良ちゃん(坂井良多)・鬼越トマホーク・渡部建の双方に向けて深く詫びる内容を発表。今後は依頼手順や確認体制を見直し、再発防止に努めるとしている。
なおこの謝罪は「依頼方法の不手際」についてのものであり、良ちゃんの投稿内容の真偽そのものに言及したものではない点は留意したい。
■SNS・メディアの反応|「宣伝では」との見方も
一連の騒動に対しては、単純な同情や批判だけでなく、「話題作り・宣伝ではないか」という冷静な見方も広がっている。一部メディアは「これはブチギレ!?宣伝!?」という見出しで報じ、良ちゃん自身も投稿の中で「8月22日トークライブやるらしいから虚言と嘘を楽しみましょう」と皮肉交じりにコメントしており、結果的にトークライブへの注目度が高まった側面も指摘されている。
一方でファンの間では、深夜の裏事情暴露という手法そのものを称賛する声や、渡部建に対する不倫報道以降の根強い不信感から「反省ビジネス」という言葉に共感する声も見られた。同時に、事務所間で説明が食い違っている点への戸惑いも広がっている。
■今後どうなる|トラブルを乗り越えられるか
制作会社の謝罪により、依頼手順の不手際という一点については一定の収束を見せている。しかし、良ちゃん側と人力舎側の説明は根本的に食い違ったままであり、記事執筆時点で渡部建本人や鬼越トマホーク側からの追加コメントは確認されていない。8月22日の「渡部59秒」第4回公演で、渡部自身がこの件にどう触れるかが今後の注目点となる。
■関連情報をチェックするなら
渡部建や鬼越トマホークの出演作品、過去のトーク番組アーカイブなどが気になる方は、以下からチェックできる。
■まとめ
トークライブ出演依頼を巡る一件は、依頼方法の不手際については制作会社が謝罪し区切りがついたものの、当事者間の説明の食い違いは解消されていない。8月22日のトークライブが、この騒動にどう向き合う場になるのか見守りたい。

