【追記:2026年5月9日確認】
YouTube公式ヘルプによると、RPMは「動画再生回数1,000回あたりの収益額」を示す指標で、広告収益だけでなく、YouTube Premium、チャンネルメンバーシップ、Super Chatなど複数の収益源を含みます。RPMが下がる原因は、広告単価の変動だけでなく、収益化対象外の再生増加、視聴者地域の変化、広告フォーマット、季節要因、動画の収益化状態など複数あります。
また、YouTubeは2025年7月15日に「繰り返しの多いコンテンツ」ポリシーを更新し、量産型・反復型コンテンツを「Inauthentic Content」として明確化しています。AI利用そのものが禁止されたわけではありませんが、低品質で量産的な動画は収益化面で不利になる可能性があります。
RPM低下は「広告単価」だけで決まらない
YouTube公式ヘルプでは、RPMは広告収益だけでなく、YouTube Premium、メンバーシップ、Super Chatなどを含む総合的な収益指標とされています。
そのため、RPMが下がった場合でも、単純に「広告単価が落ちた」とは限りません。
主な確認ポイントは以下です。
- 広告が表示されない再生が増えていないか
- ショート動画の比率が増えていないか
- 視聴者の地域が変わっていないか
- 広告掲載に適していない判定を受けていないか
- 長尺動画の再生数が落ちていないか
- メンバーシップやSuper Chatなど他収益が減っていないか
特にショート動画は再生数が伸びてもRPMが低く出やすいため、長尺動画・ライブ配信・アフィリエイト・メンバーシップへの導線設計が重要になります。
FAQ
YouTubeのRPMとは?
RPMは、再生回数1,000回あたりにクリエイターが得た推定収益を示す指標です。広告収益だけでなく、YouTube Premium、メンバーシップ、Super Chatなども含まれます。
RPMが急に下がる原因は?
広告単価の低下だけでなく、収益化されない再生の増加、ショート動画比率の上昇、視聴者地域の変化、広告制限、季節要因などが考えられます。
AI動画は収益化できない?
AI利用そのものが禁止されているわけではありません。ただし、量産型・反復型・独自性の薄いコンテンツは収益化対象外になる可能性があります。
参考情報
- YouTube公式:広告収入に関するアナリティクス
https://support.google.com/youtube/answer/9314357?hl=ja - YouTube公式:チャンネル収益化ポリシー
https://support.google.com/youtube/answer/1311392 - YouTube公式ブログ:2026年の方針
https://blog.youtube/inside-youtube/the-future-of-youtube-2026/
“急に収益が減った”のには、ちゃんと理由がある
結論から言おう。
2026年に入ってからYouTubeの収益が落ちたと感じているなら、それはあなただけじゃない。世界中のクリエイターが同じ状況に直面している。
原因は大きく3つの構造的な変化が重なったことだ。
原因① 1〜2月は「広告費の谷」毎年恒例の季節変動
これはYouTube特有の話じゃなく、広告業界全体の話。企業の広告予算は年度末(12月)に集中して、1〜2月は予算がリセットされ最低水準になる。これだけで RPMが前月比30〜50%落ちることも普通にある。
RPM低下率(1〜2月)=前月比−30%∼−50%
毎年繰り返されるパターンなので、「壊れた」んじゃなく「季節の流れ」として理解しておくのが正解。
原因② 2025年7月施行「量産型コンテンツ規制」の本格稼働
YouTubeが2025年7月に収益化ポリシーを改定した。対象は「繰り返しの多いコンテンツ」
要するにAI丸投げ動画・切り抜き量産・コピペまとめ系だ。
2026年年始にはYouTubeショートで収益停止・アカウント削除が相次ぎ、SNSで大騒ぎになった。
ニール・モーハンCEOは1月22日の年頭書簡でこう明言している。
「低品質で反復的なコンテンツの拡散を抑制している。AIは代替品ではなく、表現のためのツールであり続ける」
AIそのものが悪なのではない。思考停止した”作業”としての動画が消えているのだ。
原因③ アルゴリズムが「数字」から「コミュニティ」重視に転換
2026年のYouTubeアルゴリズムは静かに、しかし確実に変わった。かつては再生時間・クリック率という数値を機械的に追うアルゴリズムだったが、今は視聴者同士の口コミ・社会的反応・コミュニティの質を重視する方向にシフトしている。つまり「数字を稼ぐ動画」より「人が語りたくなる動画」が優遇される時代になった。
2026年のRPM相場感(ジャンル別)
| ジャンル | RPM目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 金融・不動産・B2B教育 | 300〜800円 | 広告主が高値入札 |
| ビジネス・転職・副業 | 200〜500円 | 購買意欲高い層 |
| 旅行・グルメ・観光 | 100〜300円 | 季節変動大きい |
| エンタメ・ゲーム | 50〜200円 | 再生数は稼ぎやすい |
| ショート動画全般 | 0.1〜0.3円 | 再生数より誘導設計が命 |
ショート動画はあくまで「入口」。そこから長尺動画やメンバーシップへ誘導できるかどうかが、収益の分岐点になっている。
対策まとめ — 生き残るクリエイターの共通点
① AI丸投げをやめて「人格」を乗せる AIを使うこと自体はOK。問題は思考を丸投げすること。自分の体験・意見・リアクションをAIの上に乗せた動画は今でも普通に評価される。
② ニッチ×属性×付加価値の掛け合わせ 「料理」だけじゃ戦えない。「40代単身赴任×10分時短メシ×節約」という掛け合わせが、帰属意識の強い固定ファンを生む。かめきちさんで言えば「北海道×電気工事×出張飯」という唯一無二のポジションがすでにある。
③ ショートを”認知の入口”として設計する ショートで興味を引き→長尺動画に誘導→チャンネル登録・メンバーシップへ。この導線を意識して作るかどうかで、同じ再生数でも収益が数倍変わる。
④ 広告収益以外の柱を作る アフィリエイト・メンバーシップ・Super Thanks・物販——この4本柱を持っているチャンネルは、RPMが下がっても収益が安定している。
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