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関口和之氏の会社に5.8億円の申告漏れ “脱税”との違いと経緯をわかりやすく解説

芸能

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サザン・関口和之氏の会社の申告漏れをイメージした、ベースと税務書類のアイキャッチ画像

サザンオールスターズの関口和之さん(70)が代表を務める音楽関連会社「有限会社のほほん」が、東京国税局から約5億8,650万円の申告漏れを指摘されていたことが分かりました(10月3〜4日報道)。追徴税額は約5,300万円です。

ポイントは、すでに修正申告と納付を済ませていること。そして“脱税”とは扱われていないことです。

何があったのか

  • 会社:有限会社のほほん(東京都目黒区/楽器販売などの音楽関連会社)
  • 内容:2023年9月期までの3年間で約5億8,650万円の申告漏れ
  • 追徴:法人税 約5,300万円(過少申告加算税を含む)
  • 対応:修正申告・納付は完了。顧問税理士とは契約解除

調査では、2021年2月に当時の顧問税理士が用意した会社の株式を5億8,800万円で取得し、配当を受け取った後、価値が下がった株を150万円で関口さん個人に売却。差額の約5億8,650万円を損失計上して法人所得を圧縮していた、という仕組みです。国税局は「経済的合理性がなく、実態のない取引」と判断しました(FNN、日本経済新聞)。

関口さん側の弁護士は「税理士側の指導で行われ、具体的な方法を把握しておらず、納税額を不当に減少させる認識はなかった」と説明しています。

「脱税」なの?「申告漏れ」なの?

ここが一番の誤解ポイントです。

  • 申告漏れ=計算ミスや認識の違いなど、意図のない過少申告
  • 脱税=偽りや隠蔽など、意図的に税を免れる行為(重い重加算税と刑事罰の対象)

今回は重加算税ではなく過少申告加算税での処理です。つまり報道時点では、悪質な隠蔽と認定された“脱税”とは扱いが異なります(申告漏れと脱税の違いはこちら)。

謝罪と、桑田佳祐さんの本音

関口さんは10月5日、公式サイトで「桑田佳祐君をはじめメンバーには面目なく思う」と謝罪しました(Zakzak)。

桑田さんも10月10日深夜のラジオで言及。「彼に責任はない、とは絶対に言えない」「経営者としても世間知らずだ」と厳しく叱った一方、「一番慎重な男」だと信頼も口にし、最後は「本当に申し訳ありませんでした!」と頭を下げました(東京スポーツ)。この発言は翌日から各メディアで大きく取り上げられ、ネットでも桑田節への反応が広がっています。

正直に書くと、税理士を信頼した結果でも起こり得るのが税務調査です。事業主こそ一度は読んでおきたいのが確定申告と調査対策。確定申告・税務調査対策の本を楽天で探す

節税提案の分かれ目は“経済的合理性”。プロ任せにせず、仕組みの中身を自分でも理解しておくことが、今回の一番の教訓です。

まとめ

約5.8億円の申告漏れは、善意もスキルもあったはずの“プロ任せ”が招いた結果です。バンドの活動や名曲は変わらない。でも税金は、誰のものでもなく自分のものです。気になる方は、この機会にサザンのベスト盤で原点回帰しつつ、自社の申告も見直してみてはいかがでしょう。

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