
高市早苗首相をめぐる2つのテーマが、今週同時に動いています。「中国への名指し批判」と「食料品消費税1%減税」です。今日10月13日には衆議院予算委員会が始まり、野党は簗農水産相の“予算カット”発言などを追及する構えです(TBS NEWS DIG)。
中国との批判応酬、ここまで来た
時系列で整理すると、こうです。
- 2025年11月:首相の「台湾有事は存立危機事態になり得る」答弁に中国が激しく反発し、撤回要求が続く(ロイター)
- 2026年5月:北京の米中会談で習氏が首相を名指し批判したと報道。トランプ氏が首相を擁護し、中国外務省は「符合しない」と否定(47NEWS)
- 2026年6月:G7サミット初参加の首相、中国の対日輸出規制を名指しで批判し、レアアースなど重要鉱物の共同備蓄構想を提案・賛同獲得。中国外務省は「日本側が派閥を作り、対立をあおろうとしている」と反論(テレビ朝日)
つまり「言われっぱなし」ではなく、首相がG7の場で主導権を取ったことが今の最新局面です。
擁護が広がる背景
中国の旅行規制やレアアース規制といった対日強硬策が強まるほど、国内の「恫喝に負けるな」ムードが首相の支持を押し上げたとの分析があります(JBpress)。総選挙で自民党が歴史的大勝した背景にも、この構図があったとされるのです。
一方で「外交は正しいことを言うだけでは足りない」との慎重論もあり、批判と擁護が完全に対立軸になっているのが実情です。
食料品の消費税1%、いつから何が変わる?
結論:2027年4月から2年間、飲食料品の消費税率が8%→1%に引き下げられます。
- 8月5日に基本方針を閣議決定。7月30日、首相が「2年後は私が責任を持って確実に税率を戻す」と正式表明しました(朝日新聞)
- 1%分は所得に連動した給付(給付付き税額控除)を組み合わせ、中低所得世帯は実質ゼロに近づける設計です(首相官邸)
- 財源は「赤字国債に頼らず確保する」と首相。ただし詳細はこれから、が本音のところです
批判は「財源が見えない」「0%公約からの発言ぶれ」「準備期間が短い」の3点。擁護は「食料品は家計負担の上位で減税効果が確実」「POSレジ改修を考えれば1%案が現実的」の2点が軸です。10月1日のテレビインタビューでは「値下げが反映されないとお店の風評に関わる」発言が“値下げ強要”とも取れるとSNSで批判が集まり、減税自体に賛否がつく発言も相次いでいます(Yahoo!ニュース)。
正直なところ、減税は家計には朗報でも、2年後に戻る前提なら「買うタイミング」より「家計の見直し」のほうが確実です。自営業なら消費税の設計自体を見直すチャンスでもあり、消費税・インボイス対策の本をAmazonで探すのが近道です。
国の政策を待つ間の対策として、家計の節約術の本を楽天でチェックしておくのも一つの手です。
まとめ
中国への批判で支持が固まり、消費減税で生活支援を打ち出す。強い姿勢と手厚い政策の“両建て”が高市政権の勝ち筋ですが、財源という一番大事な部分がまだ見えていません。予算委員会での追及と答弁が、次の分かれ目になります。

