【追記:5月12日時点】4月値上げから1か月、現場で何が起きたか
値上げは予定通り完全実施
4月1日のたばこ値上げは、予定どおり全国一斉で施行されました。
マイナビニュースが4月17日付で実売確認しており、コンビニ・たばこ店ともに
テリア620円、センティア570円、MIIX560円、エボ580円、メビウス用550円
で反映済みです。「予定」ではなく「実施済み」が事実です。
glo据え置きで乗り換え組が急増
BATジャパンの戦略どおり、glo用スティック全38銘柄は据え置きをキープ。
X(旧Twitter)では「コスパならglo一択」「テリアと120円差なら乗り換える」
という声が4月以降に急増しました。
具体的な差額を再計算すると ──
- テリア620円 × 365日 = 年間226,300円
- ケント(glo用)500円 × 365日 = 年間182,500円
- 差額は年間 43,800円
1日1箱ペースなら、1年で約4.4万円。10年で44万円の差です。
gloデバイス本体への投資(数千円)は1か月で回収できる計算になります。
一部プルーム用銘柄は販売終了済み・要注意
記事内で「Ploom全31銘柄」と紹介していますが、JT公式発表によれば
2024年11月以降、一部銘柄は在庫売り尽くしをもって廃止済みです。
お気に入りの銘柄が消えていないか、購入前に最新の取扱状況を
JT公式サイトで確認することを推奨します。
【追記】10月第2段階の確定情報 ─ 「600円の壁」を突破する
2026年10月の「第2段階」については、国税庁が新換算方式を正式確定しました。
| 区分 | 新基準 |
|---|---|
| 紙巻き同等素材 | 重量0.35g = 紙巻き1本 |
| それ以外 | 重量0.2g = 紙巻き1本 |
10月から新基準が100%適用されるため、業界アナリストは加熱式で さらに+30〜50円の追加値上げを予測しています。これにより多くの銘柄が
580〜660円台に突入し、テリアは660円前後という予測も出ています。
つまり10月以降、加熱式は本格的に「600円の壁」を突破。
さらに2027年4月から3年連続で紙巻き・加熱式ともに毎年+10円増税が
確定済みなので、2029年にはテリア690円、セブンスター630円という
シナリオが現実味を帯びてきました。
「紙巻きだから安心」も「加熱式だから安い」も、もう通用しません。
新情報 4つ
① 2026年10月の「第2段階」が具体化した
国税庁が4月1日付で正式公表しています。10月以降の新換算方式は「重量0.35g=紙巻き1本」(紙巻き同等素材)、「重量0.2g=紙巻き1本」(それ以外)。4〜9月は旧基準と新基準の折衷、10月から新基準100%適用です。これにより10月にさらに+20〜50円の追加値上げが見込まれています。 記事の「今後の値上げスケジュール」表に具体数値を入れられます。
出典:https://www.nta.go.jp/information/other/data/r08/tabacco/03.htm
② glo据え置きの「公式プレスリリース」が出た
BATジャパンが3月26日にPR TIMESで正式発表。記事には「日経新聞も報じた」とありますが、公式ソースを追加すると信頼度が上がります。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000159.000051859.html
③ 値上げ後の実売レポートが出始めている
マイナビニュースが4月17日付で「加熱式たばこ、2026年4月に増税で値上げ — 1箱いくらになった?」という実売確認記事を公開。実際にテリア620円、センティア570円で販売されていることを確認済み。「予定」→「確定・実施済み」に文言を変えるだけでSEO的に鮮度が上がります。
出典:https://news.mynavi.jp/article/20260417-4335118/
④ 年間コスト比較データが出た
テリア620円×365日=年間226,300円。ここからglo(ケント500円)に乗り換えると年間182,500円で差額43,800円。記事内の節約術セクションに具体数字を足せます。
加熱式たばこ82銘柄+紙巻き16銘柄=計98銘柄が一斉値上げ。
アイコスのテリアは620円、センティアは570円に。プルーム用もメビウス・キャメル・エボが30円アップ。一方で「glo(グロー)は全38銘柄据え置き」という意外な展開も。
値上げの全容と、愛煙家が今すぐ取るべき対策をまとめました。
なぜ2026年4月にタバコが値上げされたのか
今回の値上げの最大の原因は
「防衛力強化のための加熱式たばこ増税」です。
これまで紙巻きたばこより税負担が軽かった加熱式たばこの税率を段階的に引き上げ、最終的に紙巻きと同等にする方針が閣議決定されました。
2026年4月は「移行期間」の第1段階にあたり、加熱式たばこは重量ベースの換算方式が変更されます。
さらに2026年10月にも追加の税率変更、そして2027年・2028年・2029年と毎年4月にそれぞれ1箱10円ずつ紙巻き・加熱式ともに増税が予定されています。
つまり、今回で終わりではない。
これは始まりに過ぎません。
IQOS(アイコス)── テリア・センティア全50銘柄が40円アップ
フィリップモリスジャパン(PMJ)が申請し認可された価格改定です。
テリア(27銘柄)
| 銘柄例 | 現行 | 4月1日〜 | 値上げ幅 |
|---|---|---|---|
| テリア リッチ レギュラー | 580円 | 620円 | +40円 |
| テリア ブラック メンソール | 580円 | 620円 | +40円 |
| テリア ブラック パープル メンソール | 580円 | 620円 | +40円 |
| テリア その他全銘柄 | 580円 | 620円 | +40円 |
センティア(19銘柄)
| 銘柄例 | 現行 | 4月1日〜 | 値上げ幅 |
|---|---|---|---|
| センティア全銘柄 | 530円 | 570円 | +40円 |
MIIX(lil HYBRID用・4銘柄)
| 銘柄例 | 現行 | 4月1日〜 | 値上げ幅 |
|---|---|---|---|
| MIIX 全銘柄 | 510円 | 560円 | +50円 |
マールボロ紙巻き(16銘柄)も同時値上げ
PMJは加熱式に加えて、紙巻きの「マールボロ」シリーズ16銘柄も600円→620円に値上げします。今回の増税対象は加熱式のみですが、原材料費・物流コスト上昇を理由とした価格改定です。
Ploom(プルーム)── エボ・メビウス・キャメル全31銘柄が30円アップ
JT(日本たばこ産業)の加熱式たばこ「プルーム」シリーズも一斉値上げです。
| ブランド | 銘柄数 | 現行 | 4月1日〜 | 値上げ幅 |
|---|---|---|---|---|
| エボ | 6銘柄 | 550円 | 580円 | +30円 |
| メビウス(プルーム用) | 12銘柄 | 520円 | 550円 | +30円 |
| キャメル(プルーム用) | 7銘柄 | 500円 | 530円 | +30円 |
| ウィズ用カプセル | 6銘柄 | 600円 | 620円 | +20円 |
紙巻きの「メビウス」「キャメル」は4月の値上げ対象外で据え置きです。
glo(グロー)── 全38銘柄「据え置き」の衝撃
BATジャパンは3月26日、4月1日の増税後もglo用スティック全38銘柄の価格を据え置くと発表しました。日経新聞も報じたこの決定は、IQOS・Ploomからの乗り換え需要を狙った戦略的な判断とみられます。
ただし2026年1月にすでに一部銘柄は値上げ済みです。
| ブランド | 1月値上げ後 | 4月 |
|---|---|---|
| ラッキーストライク(glo用) | 450円 | 据え置き |
| ケント(glo用) | 500円 | 据え置き |
「とにかく安く吸いたい」ならgloが現時点で最もコスパが良い選択肢になります。
セブンスター・アメスピは今回どうなる?
セブンスター
2021年10月の増税で560円→600円に値上げされて以降、2026年4月時点では据え置き(600円)です。
ただし2027年4月からは紙巻きも毎年10円ずつ増税が予定されているため、610円→620円→630円と段階的に上がる見通しです。
アメスピ(ナチュラルアメリカンスピリット)
現在14本入り420円(レギュラー)/ 20本入り520円〜(メンソール等)で、2026年4月の値上げ対象には含まれていません。
ただしアメスピは紙巻きのため2027年以降の増税対象になります。
値上げしないタバコまとめ(2026年4月時点)
| カテゴリ | 主な銘柄 | 価格 |
|---|---|---|
| 紙巻き(JT) | セブンスター、メビウス(紙巻)、ピース | 据え置き |
| 紙巻き(JT) | キャメル(紙巻)、ウィンストン | 据え置き |
| 紙巻き(JT) | アメスピ全銘柄 | 据え置き |
| 加熱式(BAT) | glo用スティック全38銘柄 | 据え置き |
タバコ値上げの歴史──セブンスターで振り返る57年
| 年 | セブンスター価格 | きっかけ |
|---|---|---|
| 1969年 | 100円 | 発売 |
| 1975年 | 150円 | 専売価格改定 |
| 1980年 | 180円 | 〃 |
| 1983年 | 200円 | 〃 |
| 1986年 | 220円 | 消費税導入前 |
| 1997年 | 230円 | 消費税5% |
| 1998年 | 250円 | たばこ税増税 |
| 2003年 | 280円 | たばこ税増税 |
| 2006年 | 300円 | たばこ税増税 |
| 2010年 | 440円 | 大幅増税(+140円) |
| 2014年 | 460円 | 消費税8% |
| 2018年 | 500円 | たばこ税増税 |
| 2019年 | 510円 | 消費税10% |
| 2020年 | 560円 | たばこ税増税 |
| 2021年 | 600円 | たばこ税増税 |
| 2026年4月 | 600円 | 据え置き(加熱式のみ対象) |
| 2027年〜 | 630円〜 | 段階増税(予定) |
1969年の100円から57年で6倍。2029年には700円台に届く可能性も現実的です。
今後の値上げスケジュール
| 時期 | 対象 | 予想値上げ幅 |
|---|---|---|
| 2026年4月 | 加熱式たばこ(第1段階) | 30〜50円 |
| 2026年10月 | 加熱式たばこ(換算方式変更) | 追加調整あり |
| 2027年4月 | 紙巻き+加熱式 | 各+10円 |
| 2028年4月 | 紙巻き+加熱式 | 各+10円 |
| 2029年4月 | 紙巻き+加熱式 | 各+10円 |
2029年までに紙巻き1箱30円、加熱式はさらに上乗せで値上がりが続きます。
愛煙家の節約術3つ
1. カートン買いでまとめ買い
値上げ前の今日中にカートン単位で買っておくだけで、10箱×40円=400円の差。毎月の出費に効いてきます。
2. gloに乗り換えてコスト削減
4月以降、テリア620円に対してgloのケント500円。
1箱120円、月に1カートンで1,200円の差。年間14,400円の節約になります。
3. 禁煙グッズで「やめどき」を検討
テリア620円×30日=月18,600円、年間約22万円。
禁煙に成功すれば、それがそのまま手取りの増加です。
まとめ
2026年4月1日、加熱式たばこを中心に計98銘柄が値上げ。
アイコスのテリアは620円時代に突入し、センティアも570円に。
プルーム用のメビウス・キャメル・エボも30円アップ。
唯一の救いはglo全38銘柄の据え置きと、紙巻きの主要銘柄(セブンスター・アメスピ等)が今回は対象外だったこと。
ただし2027年から毎年10円ずつ紙巻きも増税が始まるため、「紙巻きだから安心」は幻想です。
値上げの波はもう止まりません。
本記事は2026年3月31日時点の情報に基づいています。


