北海道の現場を飛び回る仕事をしていると、車移動中のうとうと感は他人事ではありません。今回は堀大輔さんの生配信で話題になった「マイクロスリープ」を、厚生労働省や医療機関の情報をもとに解説します。
マイクロスリープの正体
マイクロスリープ(瞬眠)とは、覚醒中に本人の意思と関係なく起こる、およそ1〜15秒程度の短い睡眠状態のこと。脳波検査で確認されており、まぶたが落ちる・目が一瞬止まるなどのサインが特徴です。「寝落ちした」という自覚がないまま起きるケースが多いのもポイントです。
なぜ起こる?主な原因
- 睡眠不足の積み重ね:一晩の寝不足だけでなく、慢性的な睡眠負債が引き金になります。
- 単調な作業や長時間運転:刺激の少ない状況で脳が休みを取りにいく現象です。
- いびき・無呼吸症候群:夜間の睡眠が浅くなり、日中に強い眠気として現れます。
侮れない危険性
国土交通省は「睡眠不足に起因する事故防止対策」を強化しており、厚生労働省の資料でも「睡眠5時間未満の運転者はヒヤリ・ハット体験が2.3倍」というデータが示されています。数秒の意識飛びでも、車の運転中なら重大事故につながる可能性があるということです。
堀大輔さんの「いびき事件」とマイクロスリープ
日本ショートスリーパー育成協会代表・堀大輔さんは、9月の1週間生配信中にヘッドスパ施術でいびきをかいて27分ほど眠り込みました。本人は「マイクロスリープを10回しただけ」と説明しましたが、この主張には医学的な違和感を指摘する声が上がっています。マイクロスリープは数秒〜十数秒の現象であり、27分間の熟睡状態を指す言葉ではないためです。
SNSの反応
Xでは今回の釈明に対し、賛否が分かれています。
《堀大輔、普通に寝たと思ったら『仮眠は何回でもOK』とか言ってるんやけどなにこれ》
《堀大輔が今回の生配信の途中でドクターストップかかって医者に『寝ろ』って言われたらおもろいやろな》
一方で「#ショートスリーパー」のリアルタイム検索では、「すかさず約5秒の睡眠を確保する睡眠のプロ」と好意的に見る投稿も一定数あり、ファン層と懐疑層の反応が分かれている状況です。
マイクロスリープを防ぐには
无理な短眠生活を目指すより、日常でできる対策のほうが現実的です。
- 遮光性の高いアイマスクで深い睡眠をサポートする習慣づけ
- 移動中でも使えるコンパクト仮眠クッションで短時間でも質を上げる
- 眠気センサー付きの睡眠トラッカーで日中の眠気を可視化する
- 仕事の合間にカフェイン仮眠用のタブレットを活用する
まとめ
マイクロスリープは誰にでも起こる自然な現象ですが、車の運転や高所作業など危険を伴う場面では油断できません。無理な短眠を目指すより、睡眠の質を上げる工夫のほうが安全で確実です。

