【追記 2026.10.21】注意報・警報の発表地域が拡大している
農林水産省の資料(10月6日現在)をもとにした報道で、2026年の果樹カメムシ類の注意報・警報発表地域のリストが出た。
- 静岡ではカメムシ警報が出ている。各地で大量発生が続き、暖冬予想の影響も指摘されている(Yahoo!ニュース・10月13日)。
- 千葉県も10月15日に注意報第1号を発表──大型斑点米カメムシ類・カスミカメムシ類による斑点米への警戒。
- 栃木県も10月7日に防除情報を更新。発生予察情報の公表が続いている。
警報・注意報は農作物被害の段階の話だが、家への侵入時期と連動する。10〜11月は越冬準備のピーク。外壁・玄関灯・網戸・サッシの3か所の対策が、静岡や千葉の状況を見る限り、全国共通の緊急課題になっている。
北海道も例外ではない。札幌の越冬型(スコットカメムシ)は9〜11月に集中する。今週が対策の正念場だ。
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今週、窓や網戸にカメムシがドーンと張りついていませんか。今年2026年は大発生の「当たり年」です。農林水産省が果樹被害への注意を促し、九州北部や茨城ではすでに大量発生の兆しが報告されています(日経新聞)。「一晩でバケツが満タンになった」という現場の声まで出ています。
今からでも間に合います。順番に潰していきましょう。
なぜ今年は大量なのか
理由はシンプルです。
- 前の年が暖冬で、冬を越した成虫が多かった
- スギやヒノキの実が豊作=餌が豊富だった
金鳥の解説によると、春に花粉が多い年はカメムシも多いことが研究で確かめられており、自治体の発生予想にも花粉情報が使われています(金鳥 公式ノート)。花粉症がひどかった年ほど、秋のカメムシに要注意というわけです。
2種類いる。タイプ別・撃退法
実は秋のカメムシは2種類いて、対策が違います。
| タイプ | 特徴 | 対策 |
|---|---|---|
| 光に寄る系(黄緑色) | 9月末〜10月、夕方から白い照明に大量飛来 | 照明を白→暖色系に替える、夜はカーテンを閉める |
| 越冬系(黒・茶色) | 10月以降、家の中の暖かい場所を探す | 隙間を塞ぐ、窓際に予防スプレー |
越冬系は体長数ミリの隙間があればどこからでも入ってきます。
北海道で家の中に現れるのは、主にこちらの越冬タイプです。
いますぐやる3つのこと
- 窓サッシ・網戸の隙間にモヘアテープ:数百円で侵入経路を物理的に塞ぐのが最強の一手です
- 窓際・サッシに予防スプレー:カメムシ用の薬剤は侵入予防効果が数週間持続します
- 洗濯物は午前中に取り込む:夕方以降の物干しは、光に寄るカメムシの着地スポットです
もう入ってきた場合、絶対につぶさないこと。つぶすと悪臭成分が飛び散り、壁や手に残ります。ティッシュでそっと覆って袋に入れて外へ。もしくはカメムシ専用スプレーなら、触らずに香水成分が臭いを緩和しながら駆除できます。
直接噴射が怖い距離のやつには、空間にプッシュするタイプの駆除剤が便利です。服についた臭いは、食器用洗剤をぬるま湯に溶かして半日つけ置きが基本。臭い成分は油に溶けるので、普通の洗剤では落ちにくいのです(CAINZ マガジン)。
来年の分まで一気に片付けるなら、カメムシ対策グッズをまとめて楽天でチェックしておくと、品薄になる冬前に準備が済みます。
来年に備えるなら
一番効くのは来年9月までに隙間を塞ぐことです。落ち葉や雑草は越冬カメムシの lodgings(居場所)なので、家の周りを片付ける。そして「今年花粉が多かった→来年秋もカメムシ多い」を逆算して、夏のうちにテープとスプレーを買い込む。これだけで大幅に減らせます。
ネットの声は?
SNSでは「網戸にいた」「ツンとするニオイが嫌」という投稿が相次ぎ、日経の「2026年は多い年」ニュースもXで大きく拡散されました(日経の投稿)。役所の公式アカウントも「10〜11月は越冬準備のピーク、洗濯物に注意」と呼びかけ、警戒感が共有されています(中区役所の投稿)。
まとめ
今年多いのは「暖冬×スギ・ヒノキ豊作」の当たり年。照明を工夫して寄せ付けず、隙間を塞いで、つぶさず処理。この3点だけ覚えれば今晩から変わります。来年の成功は、この秋の1週間で決まります。

